【初心者向け】ブラックジャックのカードカウンティング

ブラックジャックで使えるカードカウンティングには様々な種類があります。ここでは数あるカウンティングの中でも特に初心者におすすめのシンプルで使いやすいカウンティング方法をご紹介します。入門のHigh Low System(ハイローシステム)をマスターした後は複数のカウンティングを身に着けてみましょう。

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ブラックジャックで使える初心者向けのカウンティング方法

それでは早速、ブラックジャックで使える初心者向けのカードカウンティング方法を2つご紹介します。

1. Casual system(カジュアルシステム)

Casual system(カジュアルシステム)は場に出たカードを意識して感覚的にカードをカウントしていくカウンティング方法です。ご自身の使ったカードに限らず、ディーラーや参加者プレイヤーが使った全てのカードがカウント対象となります。

Casual system はHigh Low System(ハイローシステム)のように正確にカードをカウントしていく方法ではありません。Casual system では「10」「J」「Q」「K」などの大きい数字を持つカードと「2」「3」「4」「5」「6」などの小さい数字を持つカードのどちらがより多く場に出されているかを客観的に判断します。

そして「大きい数字のカードが場に多く出されていた場合はディーラーに有利」、「小さい数字のカードが場に多く出されていた場合はプレイヤーに有利」と言うことを意識してゲームを進行させます。

High Low System のように使われたカード全てを数でカウントする方法とは異なり、気軽に扱えるカウンティング方法となっていますが、正確性は劣りますので利益や勝率を追求するのであればHigh Low System がおすすめです。

2. K-O system(ケーオーシステム)

K-O system(ケーオーシステム)はカードを「+(プラス)」「±0(0)」「-(マイナス)」の3つのグループに分けてカウントするカウンティング方法です。ご自身が使用したカードに限らず場に出された全てのカードがカウントの対象となります。

K-O system では場に出たカードが「10」「J」「Q」「K」「A」の何れかのカードであった場合は『-1』、「8」「9」のどちらかのカードであった場合は『±0』、「2」「3」「4」「5」「6」「7」の何れかのカードであった場合は『+1』でそれぞれ数をカウントします。

例えば、以下のようなゲーム回である場合は次のようにカウントします。

カウントした結果が「+2以上」になる場合

K-O system(ケーオーシステム)でプラスカウントされるカードは「2」「3」「4」「5」「6」「7」の合計6枚のカードです。カウント結果がプラスであればあるほど、デッキの中に「10の役割を持つカード」が多く存在していることが分かり、同時に10を引く可能性も非常に高くなります。つまりこのような状況はプレイヤーに有利なゲームであることを意味します。(ディーラーは10のカードを引く可能性が高くBust しやすいため)

カウントした結果が「+2以上」となる場合は手持ちのカードの合計数によって積極的にHit(ヒット)やDouble Down(ダブルダウン)等のアクションを行うことが適切です。

カウントした結果が「-2以下」になる場合

K-O system(ケーオーシステム)でマイナスカウントされるカードは「10」「J」「Q」「K」「A」の合計5枚のカードです。カウント結果がマイナスであればあるほど、デッキの中に「10の役割を持つカード」が少ないことを意味し同時に10を引く可能性も低くなっています。つまりこのような状況ではプレイヤーに不利でありディーラーに有利なゲームであることを意味します。(ディーラーは10のカードを引く可能性が低くBust しにくいため、プレイヤーはリスクを負ってHit し続け21に近づけなければならない)

カウントした結果が「-2以下」となる場合は無理にHit(ヒット)やDouble Down(ダブルダウン)等のアクションを取らず、ディーラーのアップカードと手持ちのカードから慎重にゲームを進めましょう。

【初心者向け】ブラックジャックのカードカウンティング|まとめ

今回は、ブラックジャックで使える初心者向けのカードカウンティング方法をご紹介しました。Casual system(カジュアルシステム)やK-O system(ケーオーシステム)は入門向けのカウンティング法であるHigh Low System(ハイローシステム)と難易度に大きな差はありません。カウンティングの中でも最もシンプルに使える手法となっていますのでぜひ試してみてください。