【入門】カードカウンティング「ハイローシステム」

カジノも恐れるブラックジャック究極の攻略法「カードカウンティング」。ここではブラックジャックで使える入門のカウンティング方法「High Low System(ハイローシステム)」をご紹介します。ブラックジャックでの勝率や利益を上げたい方はぜひご覧ください。

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High Low System(ハイローシステム)

High Low System(ハイローシステム)はカードを「+(プラス)」「±0(0)」「-(マイナス)」の3つのグループに分けてカウントする基本的なカウンティング方法です。ご自身の使ったカードに限らずディーラーや全プレイヤーを含め場に出た全てのカードがカウント対象となります。

High Low System では場に出たカードが「10」「J」「Q」「K」「A」の何れかのカードであった場合は『-1』、「7」「8」「9」の何れかのカードであった場合は『±0』、「2」「3」「4」「5」「6」の何れかのカードであった場合は『+1』でそれぞれ数をカウントします。

例えば、以下のようなゲーム回である場合は次のようにカウントします。

カウントした結果が「マイナス値」になる場合

High Low System(ハイローシステム)でマイナスカウントされるカードは「10」「J」「Q」「K」「A」の5枚のカードです。カウンティング法とは使われたカードをカウントする手法となりますので、カウント結果がマイナス値になればなるほど、「10の役割を持つカード」が多く場に出されていることが分かります。同時に10のカードを引く可能性が低まります。

ディーラーは10のカードを引く可能性が低くBust(バースト)しにくい反面、プレイヤーはリスクを背負って21に近づけるためにHit(ヒット)し続けなければなりません。つまり、ディーラーに有利なゲーム状況と言えるでしょう。

カウントした結果が大きくマイナスになるようなら、リスクを背負って無理にHit(ヒット)せずに手持ちの合計数によってStand(スタンド)を選びディーラーのBust(バースト)を待つのが適切です。

カウントした結果が「プラス値」になる場合

High Low System(ハイローシステム)でプラスカウントされるカードは「2」「3」「4」「5」「6」の5枚のカードです。カウント結果がプラス値になればなるほど、「10の役割を持つカード」がデッキ内に多く存在していることが分かります。つまり10のカードを引く可能性が極めて高いということです。これを意味しているのはプレイヤーに有利なゲーム状況であることです。(ディーラーはBust しやすい状況にあるため)

カウントした結果が大きくプラスになるようなら、ディーラーのアップカードと手持ちの合計数によってHit(ヒット)やDouble Down(ダブルダウン)等のアクションを積極的に選ぶことが適切です。

カウントした結果が「プラマイゼロ」になる場合

カウントした結果がプラマイゼロになる場合はゲームの状況に特に変化がないことを意味します。このような場合はゲームを進めて状況が変化するのを待ちましょう。ただし、ブラックジャックは1デッキ(52枚のカード)の中で「10の役割を持つカード」が『16枚』も存在しているゲームです。カウントした結果がプラマイゼロである場合も10のカードが出やすいことを頭に入れておきましょう。

【入門】カードカウンティング「ハイローシステム」|まとめ

今回は、ブラックジャックで使える入門向けのカウンティング方法「High Low System(ハイローシステム)」をご紹介しました。基本のカウンティング方法であるHigh Low System は最も扱いやすい手法となっています。カードカウンティング初心者の方にも非常におすすめですのでぜひ試してみてくださいね。